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5G(次世代高速通信)が私たちの生活を変える!?

5Gとは

掲載日:2023年3月30日 更新日:2023年6月14日

次世代の移動通信システムとして、5Gは大きな期待を集めています。
5Gはスマートフォン向けの通信技術と思われがちですが、高速通信を活かして私たちの生活全般に大きな変化をもたらす「次世代のインフラ」といわれています。
本記事では5Gについて、従来の規格である4Gとの違いや高速通信が生活にもたらすメリットについて解説します。

5Gとは

5Gとは「5th Generation」の略称で、次世代の通信規格「第5世代移動通信システム」のことを指します。従来の4Gに代わる通信規格として、2020年3月から運用が開始されました。
5Gといえば速い通信速度が魅力ですが、私たちの生活に大きなメリットをもたらすさまざまな特長があります。

移動通信システムの歴史

移動通信システムは、第1世代の1Gから約10年ごとに新しい規格へ引き継がれ、以下のような歴史をたどってきました。

2G(1993年) デジタル化され、メールやインターネットの利用が普及
3G(2001年) 世界統一規格となり海外でも日本の携帯電話が利用可能に
4G(2011年) スマートフォンの普及と共に登場し、動画やゲームコンテンツの利用が拡大
5G(2020年) 次世代のインフラとして高速・大容量通信を実現

5Gは、4Gに続く次世代の移動通信システムとして大きな期待を集めています。

5Gの特長と4Gとの違い

5Gは高速かつ大容量の通信が行えるほか、低遅延のデータ通信環境や多数同時接続ができる特長があります。
IoT技術に発展をもたらす点や、大規模な容量をもつデータを高速でダウンロードできるようになる点などにおいて4Gとは大きく異なります。

高速かつ大容量のデータ通信を行える

5Gの最大の特長は、高速かつ大容量のデータ通信を行えることです。
5Gの通信速度は4Gの約10倍とされており、4Kや8Kなど高精細な動画のストリーミング視聴など、私たちの生活を大きく向上させる可能性を秘めています。また、大容量のデータ通信によって従来の通信インフラやシステムを大きく変えることが期待されています。

低遅延の安定したデータ通信環境

5Gは4Gに比べてデータ遅延が10分の1とされており、低遅延の安定したデータ通信環境を維持できる特長もあります。
リアルタイムに近い通信が可能となることで、遠隔医療や自動運転など安全性や正確性を重視する分野においても大きなメリットをもたらすでしょう。

従来実現が難しかった多数同時接続が可能

5Gでは、従来実現が難しかった多数同時接続も可能になります。
これによりスマートフォンやタブレットだけでなく、家電やウェアラブル端末、スマートホーム機器などさまざまなデバイスをインターネットに同時接続でき、今後さらなるIoT活用の拡大が期待できるでしょう。

5Gのスマホが生活にもたらすメリット

5Gは高速で大容量のデータ通信が可能なことから、私たちの生活にさまざまなメリットをもたらすといわれています。たとえば、高画質動画が快適に楽しめるようになるほか、VRやARを活用して、より便利で快適な生活が実現する可能性があります。

ゲームが遅延しない快適な環境

5Gは、映像や音声が遅延しにくいという特長があります。従来は遅延が生じてタイムリーな操作感が楽しめなかったゲームも、5Gによって遅延のない快適な操作が実現できます。
少しの遅延が勝敗を左右するようなコンマ1秒を争うオンラインゲームでもストレスを感じることなく楽しむことができるようになるでしょう。

重いデータのダウンロードに時間がかからない

5Gなら重いデータのダウンロードにも時間がかかりません。
たとえば、2時間の映画をダウンロードするのに4Gでは5分程度必要でしたが、5Gではわずか数秒程度で済みます。動画やアプリなど重いデータをストレスなくダウンロードすることができるようになることも5Gの特長の1つです。

4Kや8Kなど高画質動画を快適に楽しめる

従来の4Gで高画質動画を再生すると、データ通信が追いつかず環境によっては快適に楽しめないケースもありました。
これに対して5Gの高速なデータ通信であれば、データ量が大きな4Kや8Kなどの高画質動画のストリーミング視聴もストレスなく快適に楽しめるようになります。
また低遅延の安定したデータ通信によって、スポーツ中継などのライブ配信映像を視聴する際も会場にいるのと同様の臨場感を時差なくリアルタイムで楽しめるのも大きな進化だといえます。

VRやARなど次世代の映像コンテンツの発展

データ量が大きく、高速データ通信が必要なVRやARなど次世代の映像コンテンツの発展にも期待がかかります。
スクリーンに投影された仮想空間の中で非日常的な世界を体感できるVRや現実空間にコンテンツや情報を重ねることで拡張された世界を体感できるARは、ゲームなどのエンタメコンテンツだけでなく遠隔医療や介護、教育などさまざまな分野で活用が進んでいます。

5Gのデメリット

ここまで紹介したように5Gには多くのメリットがある一方で、高速・大容量通信が可能になったために通信料金が高くなりやすく、またスマートフォンのバッテリー消費が増えるなどのデメリットも考えられます。

通信容量の大きさと料金への懸念

通信容量が大きくなりやすい5Gは、通信料金が高くなることも懸念されます。
データ無制限のプランについても、4Gと比較して料金が高くなる可能性が考えられるでしょう。

バッテリーの消費量

5Gは4Gに比べて端末のバッテリー消費量も大きくなります。
これは通信量や通信速度が上がることによって端末で処理しなければならないデータや情報量が増えるためで、今後は端末に搭載されるバッテリーの大容量化が求められることになるでしょう。

格安SIMは5Gに対応していない?

最近では5Gに対応する格安SIMが徐々に増えつつあります。ただし、これは5Gのなかでも「NSA方式」と呼ばれる4Gのシステムを活用した通信によるもので、ここまでに紹介した「多数同時接続」や「低遅延の安定した通信環境」を実現する「SA方式」とは異なるものです。
「真の5G」と呼ばれるSA方式は、現在一部の大手キャリアで提供が始まっていますが、格安SIMではまだ対応していません。

5Gによる高速通信が生活にもたらすメリットは大きい

高速・大容量通信が可能な上、低遅延で安定した通信環境が構築できるなど5Gにはさまざまなメリットがあります。また、IoTの普及によって生活をより便利にしてくれる可能性を秘めています。
将来的には、医療や福祉、交通などさまざまな分野への活用が広がることで私たちの生活に大きな変化をもたらしてくれるでしょう。

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