
掲載日:2025年2月21日 更新日:2025年2月21日
そこで本記事では、スマホの主な用途別に、契約するデータ容量の目安を解説します。普段消費しているデータ容量の確認方法や、データ容量を節約する方法も紹介しているのでぜひ参考にしてください。
そもそも「データ容量」とは?

データ容量という言葉は、次の2つの意味で用いられる場合が大半です。
1. 自分のスマホ端末に保存できる画像やアプリなどのデータの量
2. 契約している回線で通信できるデータの大きさ
上記のうち、本記事では、契約している回線で通信できるデータの大きさについて扱います。
通信を行う際のデータ容量の上限は、契約している通信キャリアやプランによって決定します。例えば月々のデータ容量が10GBのプランなら、ひと月に10GB分の通信を行えるということです。
データ容量が上限を超えると通信制限がかかることがあるでしょう。通信制限がかかるとモバイルデータ通信の通信速度が低下し、Webページの読み込みが遅くなったり、動画の視聴が困難になったりと不便が生じます。
そのため、スマホでストレスなくインターネットを楽しむためには、それぞれの使い方に合わせたデータ容量を選ぶことが大切なのです。
自分が消費しているデータ容量の確認方法

最適なデータ容量を見極めるために、まずは自分が普段消費しているデータ容量を調べてみましょう。
データ容量の消費量は、以下の方法で確認できます。
1. 契約している通信キャリアのマイページにアクセス
2. IDやパスワードを入力してログイン
3. ログイン後の画面で、利用状況を確認する
通信キャリアのマイページでは、契約しているプランに対して、現在どの程度のデータ容量を消費しているのか確認できます。mineoのマイページでは次のように表示されます。

月末でもデータ容量が余っていることが多い場合は、用途に対してデータ容量が大きすぎる可能性があるので、プランの見直しを検討するのがおすすめです。
反対に、毎月早々に上限近くまで達してしまう場合や、通信制限をかけられることが多い場合も、よりデータ容量の大きいプランに切り替えるとよいでしょう。
データ容量を追加購入することで通信制限を解除できる場合もありますが、頻繁に追加購入しているようであれば、月額料金が上がってでもデータ容量の大きなプランに切り替えたほうが、トータルのコストを抑えられる可能性があります。
【主な用途別】契約するデータ容量の目安

ここからは、スマホの主な用途別に、契約するデータ容量の目安を解説します。
なお、下記に示すデータ容量は、外出先などWi-Fiのない環境における目安となります。自宅などでWi-Fiが利用できる場合は、容量を節約できる場合があります。
主な用途がLINEやメールの場合:1GB
自宅にWi-Fi環境があり、外出先では主に連絡手段として使っている場合は、それほどデータ容量を必要としないことが多いでしょう。
外出先での主な用途がLINEやメールだけなら、1GBのプランでも不便を感じない場合が大半です。
主な用途がWebサイトの閲覧の場合:3〜5GB
Webサイトの閲覧には、LINEやメールと比べると多くのデータが消費されます。
外出先で調べ物をする機会が多かったりする場合は、3〜5GBのプランを選ぶのがおすすめです。
主な用途がSNS・動画視聴(頻度:低)の場合:10GB
外出先でも時々動画視聴を楽しみたいなら、10GB程度は確保したいところです。
InstagramやX、TikTokなどのSNSで話題になっている動画をチェックしたり、YouTubeで音楽を聴いたりすることが週に何度かある場合は、10GB程度のプランを選びましょう。
主な用途が動画視聴(頻度:高)の場合:20GB以上
動画を頻繁に視聴するなら、さらに大容量のプランを選んだほうが安心です。
外出先でも動画をほぼ毎日視聴しているという方や、尺の長い動画を視聴することが多い方は、20GB以上のプランを選びましょう。
主な用途が高画質動画やオンラインゲームの場合:無制限
高画質の動画を視聴することが多い場合や、外出先でも常時接続が必要な対戦ゲームなどを楽しみたい場合は、容量無制限のプランがおすすめです。
通信制限を気にすることなく、動画やゲームを思いきり楽しめます。低容量のプランと比べると料金は高くなりますが、外出先でのインターネットの楽しみ方がより一層広がるでしょう。
【参考】用途別・データ容量の目安
Webサイトの閲覧や動画視聴など、用途別のデータ容量の目安は以下を参考にしてください。
1GB | 3GB | 10GB | |
---|---|---|---|
Webサイトの閲覧 | 約3500ページ | 約10500ページ | 約35000ページ |
メールの送受信 | 約20万通 | 約60万通 | 約200万通 |
LINE(トーク) | 約30万通 | 約90万通 | 約300万通 |
LINE(通話) | 約50時間 | 約150時間 | 約1500時間 |
YouTube | 約1.6時間 | 約4.8時間 | 約16時間 |
SNSの閲覧 | X:約4時間 TikTok:約1.8時間 Instagram:約1時間 |
X:約12時間 TikTok:約5.4時間 Instagram:約3時間 |
X:約40時間 TikTok:約18時間 Instagram:約10時間 |
音楽視聴(1曲5分程度) | 約15時間 | 約45時間 | 約150時間 |
オンラインゲーム | 約2.8時間 | 約8.4時間 | 約28時間 |
契約するデータ容量の決め方

ここからは、契約するデータ容量を決める際のポイントを紹介します。
スマホの主な用途を確認
まずは、Wi-Fiがない環境で、自分がスマホをどのような用途で使っているか確認しましょう。
例えば家で動画を視聴することが多くても、外出先ではメールやLINEなどがメインの場合は、それほどデータ容量が必要ない可能性があります。
料金を確認
同じデータ容量のプランでも、通信キャリアによって料金は異なります。容量を増やす際に今契約している通信キャリアのプランでは高いと感じる場合は、通信キャリア自体の乗り換えも検討してみましょう。
費用を抑えつつデータ容量を増やしたいなら、格安スマホがおすすめです。幅広いプランを提供している場合が多く、自分にフィットするプランを選びやすいでしょう。
データ容量を節約する方法

通信量を抑えつつ外出先でも快適にインターネットを楽しみたいなら、以下のような方法でデータ容量を節約しましょう。
- ・動画の再生画質を落とす
- ・Wi-Fiを利用してあらかじめダウンロードしておく
- ・アプリの自動アップデートをオフにする など
動画は高画質なほど多くのデータ容量を消費するので、気にならない範囲で再生画質を落とすのがおすすめです。外出先で見たい動画が決まっている場合は、自宅などWi-Fiがある環境であらかじめダウンロードしておくのもよいでしょう。
また、アプリの自動アップデートがオンになっていると、Wi-Fiがない環境でも自動的にアップデートが開始されデータ容量が消費されてしまいます。アプリのアップデートはWi-Fiがある環境で行えるよう、自動アップデートはオフにしておきましょう。また、Wi-Fi接続時のみアップデートが行われるよう設定できる場合もあります。
まとめ
スマホ料金プランは、日頃の用途に合わせて選ぶことが大切です。 まずは、自分がスマホをどこで・どのような用途で使っているか確認し、必要なデータ容量を把握しましょう。
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余ったデータ容量は翌月に繰り越せるので、データ容量を無駄なく使用できます。さらに、基本データ容量は何度でも手軽に変更可能なので、「今月はあまり外出しないから低容量プラン、来月は旅行に行くから大容量プラン」と言ったように、その時々の都合に合わせて自由にデータ容量を選択できます。
通信キャリアの乗り換えをご検討中なら、ぜひチェックしてみてください。
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